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規格の違い

海外のDVDソフトを日本で鑑賞するときに、注意すべき規格について解説します。

現行テレビ方式

世界で使われているテレビ方式には、下表の3規格があります。

方式NTSCPALSECAM
走査線数525625625
フィールド周波数59.94Hz50Hz50Hz
インタレース2:12:12:1
アスペクト比4:34:34:3
色信号伝送方式直角2相AM直角2相AM線順次FM
音声FMFMAM
採用国 アメリカ、カナダ、
日本、韓国、台湾、
中南米諸国の一部
イギリス、(旧)西ドイツ
イタリア等の西欧諸国
中国
フランス、
旧ソ連、東欧諸国、
中東諸国

通常、DVDソフト・DVDプレイヤー・TVの3つが全て同規格である必要があります。したがってヨーロッパのソフトを見ようとすると、PAL対応プレイヤーとPAL対応TVか、PAL対応でかつNTSC信号に変換して出力するDVDプレイヤーが必要となります。
幸いなことにアメリカは日本と同じNTSCなので、このページではアメリカから輸入することを想定して、ここではこれ以上、深く説明しないこととします。

リージョナルコード

 リージョナルコードとは?

世界の地域別に6つのリージョナルコード(以下、リージョン)が設定されており、通常、プレーヤーのリージョンとソフトのリージョンが一致しないと再生できません。たとえば、日本のリージョンは 2 で、通常、日本国内で販売されているプレーヤーは、リージョン 2 専用です。リージョン2のプレーヤーは、リージョン 2 のソフトの再生用で、他のリージョンのソフトは再生できません。
これは映画の上映時期が各国により異なるため、劇場公開前に他国で発売されたDVDが出回りその興行収入に悪影響を及ぼさないために作られました。
世界の地域のリージョンを下図に示します。

DVDソフトの中には、プレーヤーのリージョンを限定しない、リージョンALLのソフトも多数あります。パッケージの裏側のリージョン表示が ALL となっていれば、リージョンに関わらず、どのプレーヤーでも再生可能です。もともとリージョンは映画の上映時期の差を考慮した規格のため、それとは無関係の音楽ソフトにはリージョンALLのソフトが多いです。

 リージョンフリープレイヤー

上記で説明しましたように一般にソフトとハードのリージョンが一致しなければ再生できませんが、1台のハードで複数のリージョンのソフトを見ることが出来るものをリージョンフリープレイヤーと言います。
ソフトのリージョンを判定して自動的に切り替わる方式と、手動でハードのリージョンを設定して切り替える方式があります。自動の方が扱い安いですが、ソフトによってはハードのリージョンが固定でなければ再生できないようプロテクトを掛けてあるものもあり、手動式の方が互換性は高いと言われています。
リージョンフリープレイヤーはメーカの正規品としてはありませんが、裏コマンドでリージョンフリーになるもの、お店が改造品を売っているもの等が出回っております。リージョンフリープレイヤーに関する情報はDVD Republicが詳しいです。

米国盤の輸入

米国のTVは日本と同じNTSCなので、リージョンフリープレイヤーだけ用意すれば日本でも鑑賞できます。したがってここでは米国のサイトからDVDソフトを個人輸入する方法を紹介します。

Amazon.com

 商品の選択

Amazon.comのトップページから購入希望の商品を選択します。英語名のタイトルが分かっていれば、トップページの左上の検索フォームで検索できます。タイトルだけでなく、監督名や主演俳優名からも検索できます。またDVDタグからジャンルも探せますので、色々試して探して下さい。
目的の商品が見つかったら「Add to Shopping Cart」を押せば、該当商品がカートに登録されます。「proceed to checkout」ボタンを押せば次のステップ(アカウントの作成)に進みます。他の商品も購入したいときは、同様の手順で目的の商品を探して、カートに商品を追加してください。

 アカウントの作成

初めて利用するときにはアカウントを作成します。2度目以降の場合は登録したE-Mailアドレスを入れれば省略できます。
登録したいE-Mailアドレスを入力し、「I am a new customer」を選択して「Sign in using our secure server」ボタンを押すと、住所入力画面が現れます。ここで配達先の住所を入力します。注意点は日本とは逆に細かい番地から先に書くことぐらいです。例えば「大阪市○○区××1-2-3」は「1-2-3, batsubatsu marumaru-ku, Osaka」となります。

入力項目説明記入例
Full Name名前Nobunaga Oda
Address Line 1住所1-2-3, batsubatsu marumaru-ku
Address Line 2住所(補助)(省略可)
City市町村名Osaka
State/Province/Region都道府県名Osaka-Fu(省略可)
ZIP/Postal Code郵便番号53x-xxxx
Country国名Japan
Phone Number電話番号+81-6-xxxx-xxxx

住所等を入力して「Continue」を押すと、配達先とカートの確認画面になりますので、それでよければ「Continue」を押して配達方法の選択に進みます。

 配送方法

配送方法と配送のタイミングを選択します。送料は「配送便ごとの送料x配送便数+1枚あたりの送料x購入枚数」かかりますので、全ての商品が揃ってから発送した方が安くあがります。

1.Select shiping method(配送方法)
Standard International Shipping10-16日(平日)$3.99/便$1.99/枚
Expedited International Shipping5-8日(平日)$8.99/便$2.99/枚
Priority International Shipping2-4日(平日)$19.99/便$2.99/枚
2.Choose shipping preference(配送のタイミング)
Please wait until the entire is ready before shipping(minimizes shipping cost) 全ての商品が揃ってから発送します。コストは最小で済みます。
Please ship the items I ordered as they become available(at extra shipping cost) 在庫が用意できた商品から順次発送します。郵送費はその度かかりますのでコストは高くつきます。また、郵送費が幾らかかるかは発送が行われないと分かりません。

BOXものは1枚として換算されますので、BOXを頼めば送料は安くあがります。
また全ての商品が揃ってから発送を選んでも、全てが揃わないうちにAmazon側で勝手に分割して配送されることがあります。この場合送料は増えませんので、早く配送される分だけお得です。ただし、1枚だけ1ヶ月先の発送でも分割配送されなかったり、同じ日の午前と午後に分割されたこともあり、どういう場合に起こるのか詳細は不明です。
また配送システムが変更されてから2回注文しました(1度は自動分割されたので3回発送された)が、Standard International Shippingでいずれも1週間〜10日(日祝含む)と、Amazon.comで書かれている日数より早く送られてきています。以前は10日〜1ヶ月かかっていましたが、新システムに変わり配送時間は短くなったようです。

 決済方法

カード決済なので、注文時にはカード番号が必要です。Internetにカード番号を送るのは不安だと思われる人もいると思いますが、カード番号は暗号化されて送信されますのである程度安全です。メールは暗号化されず平文で送信されるので、問い合わせメールにカード番号を書くのは絶対避けましょう。
使用可能なカード会社はVISA、MC、JCB等です。

暗号化されていれば絶対安全というわけではありませんが、問題が起こるとすれば、送信時よりむしろサーバの管理でしょう。ネット上は暗号化されていますが、サーバには復号されて管理されていますので、ハッカーに侵入されたり、そのショップが倒産した場合の番号の流出の方が怖いと思われます。
そのため私は、1-Clickは使用せず、注文の度にカード番号を入力するようにしています。さらに念のため、ここで使用しているカードはネット専用とし、そのサーバが危なくなったときには即解約できるようにしています。

 最終確認

カード番号、カードの期限、名前を入力すると支払い確認画面が現れます。アカウントを作成したときの住所と支払い者の住所が一致する場合は「Continue」を押します。
するとこれまで入力した情報の最終確認画面が現れます。間違いが無ければ「Place Your Order」を押します。これで注文が完了します。(注文が受け付けられると登録アドレスにE-Mailが送信されます。)

 注文後の確認・変更

注文後は、「Your Account」ボタンから現在の状況の確認や、配送方法の変更・キャンセル等が可能です。ただし発送後の変更、キャンセルは出来ません。

発送前の注文に商品を追加したいという事がたまにあるのですが、そのやり方が分かりません。普通に行えば別注文(=別便)となり送料がかさみます。出来ないことは無いと思うのですが…。

その他のサイト

 DVD fantasium

Amazon.comで説明したように英語しかなくても注文自体はさほど難しいわけではありません。しかし、何かトラブルが起こった場合、英語で対処せざるを得なく、この場合には不安があります。
またやはりネットでカード番号を書くのは怖いと考える人もいると思います。
こういう場合にはDVD fantasiumがあります。ここはアメリカから日本向けに発信しているサイトで、日本語で書かれていますので言葉の不安がなく、さらに支払いは銀行振込なのでカード番号の不安もありません。
ただし、Amazon.comと比べて、ソフトの価格・送料とも高いので、安心と価格とどちらを取るか判断してください。私は価格をとっていますので、このサイトは利用したことがありません。