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イチローが年間最多安打を84年ぶりに塗り替えました。日本でも昨日からそのニュースで大にぎわいで、本当にすごいことだと思います。ただ、イチローに対して勝負をして、新記録が達成すれば素直に祝福できる米国野球というのも、ある意味すごいと思います。

日米逆の立場なら、果たして日本の投手は勝負をするでしょうか。おそらくしないでしょう。自分の記憶に残っているだけで、こういう時に敬遠したのを3回も見ていますから。

11試合連続本塁打に挑戦したときのバース、年間最多本塁打である56本に挑戦したカブレラおよびローズ。いずれも勝負に関係なく過去の記録を守るためだけに敬遠させられました。そのときの対戦相手の監督が3度ども皮肉にも現記録保持者だったということもありますが、それはその個人の問題ではなく、そういう土壌がある日本球界の全体の問題でしょう。

方や自国人か否かというのを意識せずにあくまで一選手として勝負し新記録には素直に祝福をする米国野球。方や外人は外人としてチームの勝利に働いた場合には賞賛するが、個人の新記録となると認めずに敬遠する日本野球。この日本プロ野球の閉鎖的な問題は、最近の球界再編問題でも多々見られます。そして、それがファンにも見捨てられはじめているのが、今年の視聴率に現れているのだと思います。

マスコミとしては、イチローの新記録を野球人気の復活に結びつけたいのでしょうが、日本のプロ野球とメジャーとは全くの別競技というのがファンの素直な感覚ではないでしょうか。
2004-10-03 19:06||プロ野球
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