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W杯アジア1次予選、アウェイでオマーンを1-0で破り、最終予選進出が決定しました。これまで1次予選首位とはいえ、このオマーンに2点差以上で負けると2位となり最終予選進出に赤信号がつくという極めて重要な一戦でした。しかも1次予選のホーム、アジア杯とも内容では負けていたので、極めて厳しい試合が予想されました。

試合の前半、予想どおりの厳しい展開でした。相手のスピードになかなかついていけない、クリアしたボールはまた相手に拾われるとほとんど日本の自陣でオマーンに好きなようにされていました。アジア杯のような決定的な形こそありませんでしたが、危ない場面は何度かありました。

しかし前半の終了間際から日本側もボールが繋がるようになっていて、後半7分に日本に待望の先取点が入ります。中村のセンタリングも良かったですが、鈴木のシュートが素晴らしい。DFの背後から飛び出して、トップスピードのままあまり角度の無いところからたたき付けたヘッディングシュート。鈴木といえば泥臭いシュートというイメージがありましたが、その鈴木とは思えないビューティフルゴールでした。

それにしても、この鈴木。特に技術がある選手では無いのですが、本当にここ大一番というところでは仕事をしますね。唯一のチャンスで結果を出したコンフェデ杯のカメルーン戦とか、W杯本戦時のベルギー戦の起死回生の同点シュートとか。プレッシャーに強いだけでなく、そういう運を持っているのでしょうね。

このアシストをした中村。この選手ははっきり言って好きな選手ではありませんでした。ちょっとプレスをかけられればボールをキープできない、そしてプレスのゆるいところまで下がりすぎる、運動量もあまり無い、でセットプレー要員としてしか見ていませんでした。しかし昨日の中村は良かったですね。高い位置でプレスをかけられてもキープしていたし、守備のために下がったかと思えば最前線へとびだしもしていて運動量も豊富でした。イタリアへ行って本当に成長したなあと感じさせられました。

そしてDFではやっぱり中澤。アジア杯からずっとそうなのですが、昨日の試合でも相手のクロスをことごとくはじき返していました。本当に頼りになります。

結局、川口が活躍する場面も作らせず(一度だけ、非常に危ない場面はありましたが)、終わってみれば危なげない試合でした。ここ最近では一番いい内容の試合だったのでは無いでしょうか。この大一番で、しかもアウェイで、こういう試合ができるというところに、特に精神面で成長したと言えるかと思います。

ジーコ監督に対しては今でも評価していませんが、無策のために結果的に選手の精神面の成長を促したという点では評価できますね。(精神面では成長したので、そろそろ戦術面で成長させるために監督を変えて欲しいなあ。負けない限りありえないのは分かっていますが。)
2004-10-14 08:25||サッカー
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