今日はレンタルで押井監督の「イノセンス」を見ました。イノセンスは、マトリックスに影響を与えた「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」の9年ぶりの続編です。とにかく映像が凄いの一言です。これでもかというぐらい圧倒的なCGで、9年という時間でのCG技術の進歩を感じさせます。
内容といえば難解な引用を用いた台詞が多くて、言ってみればいつもの押井作品です。前作を知らないと話は分からないし、押井作品のこの雰囲気を受け付けない人は絶対退屈するでしょうね。少なくとも映画公開時に大量に宣伝するような一般向けの作品ではありません。
ただ評判では本当に映像だけの作品といった感じでしたが、思ったよりは観客に楽しませようとしている部分も入っていました。押井監督が暴走したときは、本当に観客不在で自分の述べたいことだけを垂れ流しているだけ、というのもあるのですが。難解な引用を無視してもそれなりに楽しめますし、その引用の意味を理解したらきっとより一層楽しめるのでしょうね。
やはりこの人は原作付きの作品の方がいいですね。原作という鎖で縛った上で表現させれば、最終的にはその鎖を断ち切ったとしても鎖の範囲内の「楽しませる」という部分が一部にせよ残っていますから。
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